役立つ介護の資格を9種類

介護業界では資格を持っていると、転職時に優遇される、資格が必要な業務に携わることができるなど、良いことが複数あります。しかし介護に関する資格は多くあります。そこでまずは汎用性が高い資格から取得していくと良いでしょう。
介護業界で働きたい人は、まず介護職員初任者研修、実務者研修、介護福祉士の3種類の資格取得を目指すことをおすすめします。介護職員初任者研修は、介護の入門とも言える資格です。実務者研修は介護職員初任者研修の上位資格で、以前のホームヘルパー1級に相当します。資格を取得するための要件はなく、取得することでたん吸引など医療的ケアをすることが可能です。介護福祉士は国家資格であり、取得すると介護サービスの提供以外にも、利用者家族の相談に乗る、介護職員の指導など多くの業務に携わることができるようになります。
介護福祉士を取得した後は、喀痰吸引等研修、認定介護福祉士、ケアマネジャー(介護支援専門員)などの資格を取得することをおすすめします。喀痰吸引等研修を取得することで、たんの吸引や経管利用など医療的ケアをすることができます。ケアマネジャーは、介護が必要な人の相談に乗りケアプランを作成する、介護サービスの費用を請求するなどの業務に携わることが可能です。他にも、レクリエーション介護士、ガイドヘルパー、介護予防運動指導員などの資格を取得すると、業務の幅が広がります。ガイドヘルパーは、障害のため外出が困難な人の移動に同行でき、介護予防運動指導員は、筋力トレーニングや口腔ケアをする専門家です。