未経験者の方が介護業界に転職する場合、ポイントの1つが資格を取得する事です。介護関係の資格は数多くありますが、まずは介護職員初任者研修の資格を取得することが大事なのです。
この資格は旧ホームヘルパー2級から名前が変更したものになりますが、この資格を取得することによって介護の初歩的な知識と技術を身に付けている証明になるのです。未経験者で介護の知識と技術も身に付いていないとなると採用試験の時に不利になる可能性があり、いくら介護業界の人員が足りない状況でも不採用になる可能性があります。しかし、介護職員初任者研修を取得していればしっかりと採用試験で介護の知識と技術を身に付けているとアピールすることができるので、採用される可能性を高める事ができるのです。この資格は、数カ月間講座を受講する必要があり、講義と演習を受ける事になります。費用は約5万円から9万円ぐらい必要になりますが、受験資格はなく、誰でも受講できるのが大きなメリットなのです。転職に有利になるだけでなく、介護職としてどうやって仕事をしていけばいいのかも学べますので介護施設で働く時にも助かります。
介護の仕事が未経験の場合は、すぐに求人を探して採用試験を受けるのではなくて介護職員初任者研修を取得してから採用試験を受けて、採用率を上げた方がスムーズに介護業界に転職できる可能性が高いのです。この資格を取得する事は難しいわけではないことから、積極的にチャレンジすると良いといえます。